元キャバクラ嬢の主婦が体験した裏話。

キャバクラ嬢を卒業した主婦が、3年間キャバクラ勤めをした中で体験した裏話です。
キャバクラは女性がメインとなって働く場所なので、女性ばかりだと何かと揉めることが多かったです。よくあったのはお客さんの取り合い、派閥争い、陰口の言い合い。
こんなことは日常茶飯事で、毎日当たり前のように潰し合いが行われていました。
実際に私も女の子からよくわからない因縁をつけれて、持ち物を隠されるなどという嫌がらせをうけたことがあります。
たくさんの女の子が在籍していたので、人となりも様々でした。
ただただお金が好きな女の子、単に男性にちやほやされたい女の子、ホスト狂いの女の子、彼氏や親のつくった借金返済のために働く女の子など、本当に色んな女の子が凝縮されています。その中にいた一人である私も、奨学金の返済のためにキャバクラ勤務をしていました。
こういった女の子たちの中で、私の中に最も印象深く残っているMちゃんの話。
Mちゃんは当時28歳、キャバクラ勤務にしてはお姉さんな年齢でしたが、年齢には全くみえない幼さの残る可愛らしい容姿の女の子でした。
Mちゃんがはじめて出勤してきた日、一番最初にヘルプについてくれた席が私の席でした。
とっても緊張しているらしかったMちゃんにやんわりと話しかけて会話するも、とってもシャイで大人しくて「なんでこんなお嬢様タイプの女の子がキャバクラで働くんだろ?」と不思議でした。
それからMちゃんはよく私のヘルプに付いてくれるようになり、プライベートな話をしたりと徐々に仲良くなっていきました。
その頃、Mちゃんから度々恋人の話を聞くようになっていました。
ほとんどはその恋人とケンカした話でしたが、Mちゃんはその彼氏に夢中でした。その彼氏の職業はホストでした。
世の中には真剣に一人の女性を愛するホストの方もいらっしゃるでしょうが、Mちゃんの話を聞く限り、Mちゃんの彼氏はそういったタイプの人ではありませんでした。
内心は「どうせ金ずるなのに・・・」と思っていましたが、真剣なMちゃんにはもちろん言えません。
Mちゃんはキャバクラに勤務するまでは、一般企業のOLさんとして働いていました。お酒も飲めないし、夜遊びもしたことがない、実家は裕福な家庭のお嬢様でした。
そんな彼女がキャバクラで働くようになったのは、ある日お友達とノリで入ったホストクラブがきっかけ。
初めてのホストクラブ、初めての夜遊び、初めてみるたくさんの着飾った男の子たち、そんな空間に心が躍ったMちゃん。
その日に指名した男の子を好きになってしまった彼女は、昼のお仕事をしながら度々彼のいるホストクラブへ足を運びました。
気が付くとあれよあれよという間にお金はなくなり、貯金も底をつき、そんな時に大好きな彼から同棲話を持ち掛けられ、二人で一緒に暮らすにはもっとお金が必要だと言われたそうです。
そして彼女は意を決してOLを辞め、お給料の良い夜の世界へ飛び込んだのです。
Mちゃんは彼氏のために毎日毎日頑張って働きました。たくさん稼いだお金で大好きな彼氏と同棲生活がスタートしました。
同棲を始めると、稼いだお金は彼氏によって湯水のごとくつかわれてしまい、どれだけ働いてもMちゃんの懐は豊かにはなりませんでした。
その頃、Mちゃんから「彼氏と結婚話になっている」と聞きました。そして「結婚するならばもっとお金が必要だ」と言われているとも聞きました。
それから数日後、Mちゃんはキャバクラに出勤しなくなりました。店のスタッフにMちゃんのことを聞いたところMちゃんは性サービスのお店へ移ったとのことでした。
彼氏との結婚のためにもっとお金を稼がなければいけないMちゃん、その後の彼女のことは誰も知らないまま私もキャバクラを卒業しました。
今、彼女が幸せであることを願います。